
小麦粉・バター・牛乳・豆乳を一切使わず、素材の美味しさを引き立てた「米粉のバナナブレッド」のレシピをご紹介します。
熟したバナナの濃厚な甘みが、米粉ならではの「ふんわり・しっとり」とした食感に絶妙にマッチ。
粉を振るう手間もなく、ボウルひとつで順番に混ぜていくだけの本当にシンプルな手順なので、後片付けも最小限で済みます。
冷凍保存しておけば、食べたいときにいつでもサッと用意できます。 おうちでのおやつタイムにはもちろん、大切な方へのちょっとした手土産にも、ぜひ作ってみてくださいね。
なぜ米粉のバナナブレッドが美味しいのか?
米粉を使う最大の魅力は、焼き上がりの「ふんわり・しっとり感」。小麦粉のようにグルテンが出ないので、混ぜすぎても生地が硬くならず、誰が作っても「もちもち」の絶妙な食感に仕上がります。
バナナは完熟してシュガースポット(黒い点)が出ているものを使うのがベスト。自然な甘さが引き立ち、砂糖の量を控えめにしても満足感のある味わいになります。
失敗しないための「乳化」の科学
このレシピで最も大切な工程は、「オイルを加えてからの乳化」です。
オイルは水分と混ざりにくい性質がありますが、しっかりとなめらかになるまで混ぜることで、生地の中に油分が均一に分散します。これが、冷めてもしっとり感が持続し、パサつかない「贅沢な味」を生み出す科学的なコツです。
米粉バナナブレッドの材料(Lサイズパウンド型1本分)
▶焼き型
一般的にLサイズといわれるパウンド型【内寸80×210×H60mm】を使用しています。小さいサイズしかない場合は型の8割ほど流して、残りはマフィンカップ等に入れて下さい。
ワンボウルで簡単!調理手順
【下準備】型の用意とオーブンの予熱
1. パウンド型にクッキングシートを敷いておきます。
2. オーブンを天板ごと180度で予熱しておきます。
3. ココナッツオイルが固まっている場合は、湯せんでサラサラの液体状に溶かしておきます。
4. オイルコーティングされたレーズンを使用する場合は、事前にサッと熱湯をまわしかけてザルにあげ、キッチンペーパーでしっかり水分を拭き取っておきます。
米粉バナナブレッドの調理手順
1. バナナをボウルで潰す
熟したバナナをボウルに入れ、フォークなどを使って形がなくなるまでしっかりと潰してペースト状にします。
2. 卵と調味料を加えてしっかり混ぜる
潰したバナナのボウルに、卵、砂糖、塩を加えます。全体がかるく泡立つくらいまで、泡立て器で1〜2分間しっかりと混ぜ合わせます。
3. オイルを入れて「乳化」させ、粉を合わせる
ココナッツオイルを加え、全体がとろっとなめらかに一体化するまで約1分間しっかり混ぜます(乳化)。続けて米粉を加え、粉っぽさがなくなって全体が均一になるまでぐるぐると混ぜ合わせます。綺麗に混ざったら、ベーキングパウダーを加えてここからは素早くムラなく混ぜます。
4. レーズンを加えて型に流す
レーズンを加えて全体にかるく混ぜ合わせたら、用意しておいた型に一気に流し込みます。型の両端を両手で持ち、トントンと数回台の上に軽く落として中の余分な空気を抜きます。
5. オーブンでじっくり焼き上げる
180度のオーブンでおよそ40分焼きます。焼き始めてから8〜10分ほど経ったタイミングで、一度扉を開けてナイフで生地の中央にスーッと1本切れ目を入れると、焼き上がりにきれいな割れ目ができます。竹串を中央に刺してみて、ドロっとした生地がついてこなければ焼き上がりです!
▶焼きたてのサクッとした軽さも最高ですが、ラップに包んで半日〜1日置くと、バナナとオイルが馴染んでしっとり感が劇的にアップします。
保存方法・冷凍方法
冷めたらラップで包み、さらにポリ袋に入れて密閉すると風味が長持ちします。常温保存が可能ですが、夏は冷蔵庫で保存しましょう。
【冷凍保存の手順】
しっかり冷めたことを確認して、好みの厚さにカットする。一切れずつラップで包み、さらにフリーザーバッグに入れて冷凍庫へ。
【解凍時間の目安】
電子レンジ(600W):50秒~1分10秒ほど
冷たい部分が残っている場合は、様子を見ながら10秒ずつ追加してください。
💡レンジで軽く温めたあと、かるくトーストするのもおすすめです!
NOTE
●バナナの重さは正確にはかると仕上がりが安定します。
●ナッツ or ドライフルーツ、チョコチップなど、お好みの具材でアレンジするのもオススメです。
●米粉は種類やメーカーによって吸水量が変わります。
焼成前の最終的な生地が固すぎる場合は水や牛乳(豆乳)を少しずつ加え、ゆるすぎる場合は米粉を少量ずつ足して調整してください。
●生地ができたらすぐに焼きましょう! 時間が経つと米粉が水分を吸って、生地が重たくなり、膨らみにくくベタついた仕上がりになります。
●必ずオーブンの予熱を完了させてから焼き始めてください。
天板も一緒に予熱することで、庫内の温度を安定させ、しっかりと熱が伝わり、きれいに焼き上がります。ご使用の機種や使用年数により火力に差があるため、焼き時間はあくまで目安です。様子を見ながら調整してください。
この記事で使用したおすすめの材料・道具
〇 砂糖
● 大東製糖 からだにやさしいお砂糖 500g(きび砂糖)
糖の吸収が穏やかになるよう作られた、さとうきび由来100%の「低GI」のお砂糖です。いつもの白砂糖と同じ量で置き換えるだけで、無理なく毎日の健康対策が始められます。
粒が細かくクセのないまろやかな甘みが特徴で、さとうきび特有の香りが抑えられているため素材の味を邪魔しません。普段の料理からお菓子作りまで何にでも幅広く使えます。さらに、加熱殺菌されているので離乳食にも安心。体に優しいおやつ作りに欠かせない、万能で心強い味方です。
〇 ココナッツオイル
● ブラウンシュガーファースト 有機JASエクストラバージンココナッツオイル
このレシピのしっとり感を支え、バターの代用として大活躍してくれる主役オイルです。有機栽培の新鮮なココナッツを低温圧搾し、フレッシュな品質のままボトル詰めされています。
ココナッツ本来の自然で優しい甘い香りがほんのりと漂い、完熟バナナの濃厚な風味とも相性抜群!しっかり「乳化」させることで、時間が経ってもパサつかない贅沢な食感を生み出してくれます。有機JAS認証・無添加で、毎日のおやつ作りに安心して使えるお気に入りのアイテムです。。
〇 米粉
● 富澤商店 九州産 ミズホチカラ 100% 製菓用米粉
米粉おやつやパン作りで失敗したくないときには、とにかくこれを使えば間違いありません。粒子が非常に細かくサラサラなので、振るう手間が一切不要です。パサつかずに、米粉特有の理想的な「ふんわり・もちもち・しっとり感」が誰でもきれいに表現できます。
〇 ベーキングパウダー
● アイコク ベーキングパウダー
お菓子作りで生地をきれいに、かつ優しく膨らませてくれる信頼のベーキングパウダーです。味の邪魔をせず、米粉の細かな生地をダマなく均一に膨らませてくれるので、ふんわりとした口当たりの良い仕上がりになります。
〇 レーズン
● 彩輪商店 有機レーズン 砂糖不使用 ノンオイル
オイルコーティングや砂糖が一切使われていない、オーガニックの安心なレーズンです。お菓子やパン作りにそのまま加えられるのでとっても便利です。素材そのものの優しい甘みとフルーティーな酸味がギュッと詰まっていて、バナナブレッドの濃厚な味わいの中で素晴らしいアクセントになってくれます。
Nadiaでもレシピを公開中!
私のNadiaレシピページでも、今回ご紹介したバナナブレッドをはじめ、体に優しい素材で作るおやつレシピをたくさんお届けしています。ぜひお気に入り登録して毎日の献立やおやつ作りに役立ててみてくださいね!





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