こめ油の魅力と選び方|種類別の特徴と暮らしに合った選択肢

料理やお菓子作りに欠かせない油。
私がずっと愛用しているのが「こめ油」です。
クセがなくて使いやすく、仕上がりもワンランク上になるので、気づけば常備アイテムになっています。
今回は、そんなこめ油の魅力をまとめてみました。

  1. こめ油とは
    1. こめ油の原料は「米ぬか」と「米胚芽」
    2. こめ油の栄養成分
  2. 圧搾法と抽出法の選び方
    1. 化学溶剤による抽出法
    2. 圧力と熱をかけて油分を絞る圧搾法
  3. こめ油のいいところ
    1. 酸化しにくいから美味しさ長持ち
    2. お菓子・パン作りにぴったり
  4. こめ油の選び方|展開が多い『つの食品』から紹介
    1. こめ油の種類と特徴|容量・製法・機能性で選ぶ
  5. 少量タイプ│油の消費がゆっくりな方や、油を使い分けたい方に
    1. 圧搾法少量タイプ 環境にやさしい紙パック
    2. 抽出法少量タイプ 環境にやさしい紙パック
    3. 圧搾法少量タイプ 600gボトル
    4. 抽出法少量タイプ 500gボトル
  6. 中~大容量タイプ│揚げものが多い方や料理頻度の高い家庭に
    1. 中容量タイプ 750gボトル
    2. 大容量タイプ 1000g
    3. 大容量タイプ 1500g
  7. 『逸品こめ油』―味も健康もより重視したい方
    1. 米ぬか由来の栄養成分が多い『逸品こめ油』少量500g
    2. 米ぬか由来の栄養成分が多い『逸品こめ油』紙パック600g
    3. 米ぬか由来の栄養成分が多い『逸品こめ油』1500g
  8. 『P&Bオイル 1500g』│製菓・製パン専用、ふんわり仕上げたい方に
  9. 『体にうれしいこめ油500g』│コレステロールや中性脂肪が気になる方
    1. 【web限定】機能性表示食品『体にうれしいこめ油500g』
  10. ギフトに選びたいこめ油|健康も美味しさも贈れる!
    1. 使いやすいベーシックなこめ油セット(500g 3本入り)
    2. 昔ながらの圧搾法 こめ油セット(600g2本入り)
    3. こめ油4本+山椒香味油のギフトセット
    4. まとめ|こめ油で毎日の料理をもっと美味しく・健康に

こめ油とは

こめ油の原料は「米ぬか」と「米胚芽」

こめ油は、玄米から得られる白米以外の部分、米ぬか米胚芽を原料に精製した植物油です。

✔ 玄米のわずか1%しかとれない貴重な油
もみつき玄米のうち、米ぬかは約8%。さらにその中の18%が油分で、精製後は原油の65%が米油になります。

✔ 貴重な国産植物油
日本で栽培される油脂原料はゴマやナタネなどごくわずかで、市販される量も限られています。そのため、こめ油は貴重な国産植物油資源といえます。

揚げ物はカラッと仕上がりやすく、お菓子作りにも使える万能油
さらに、ドレッシングやマリネなどの生食にも使えるため、毎日の料理で幅広く活躍します。

こめ油の栄養成分

玄米由来のこめ油には、健康や美容に嬉しい栄養成分がたっぷり含まれています。
特に抗酸化作用のある成分が豊富で、ヘルシーなのはもちろん、料理の美味しさを長持ちさせるのもこめ油の魅力です。

玄米由来のこめ油の栄養成分

●  γ‐オリザノール
こめ油特有の成分です。油が酸化するのを抑える抗酸化作用のある成分で、医薬品としても使用されています。

●  トコトリエノール
ビタミンEの一種で抗酸化力がビタミンEの約50倍とも言われています。圧倒的に抗酸化作用が高いため、「スーパービタミンE」とも呼ばれています。

●  ビタミンE(トコフェロール)
抗酸化作用により体内の脂質を酸化から守り、細胞の健康維持を助ける栄養素です。こめ油は、栄養機能食品(ビタミンE)です。

●  植物ステロール
「油の食物繊維」とも呼ばれる成分で、悪玉コレステロールが体内に吸収されるのを抑える働きがあります。

●  オレイン酸(44%)とリノール酸(34%)の優れたバランス
血中コレステロールを低下させるためには、オメガ6系のリノール酸とオメガ9系のオレイン酸の含まれるバランスが重要と言われています。

日本こめ油工業協同組合より引用
http://www.nikkome.or.jp/rbocomp.html

圧搾法と抽出法の選び方

結論から言えば、コスパ重視なら一般的な抽出法の米油を、

昔ながらの製法や栄養成分にこだわるなら、圧搾法を選ぶのがおすすめです。

違いを確認して、日々の生活や目的に合うものを選んでみてください。

化学溶剤による抽出法

現在流通している米油の多くは、化学溶剤(ノルマルヘキサン)による抽出法で作られています。

米ぬかに含まれる油分をほぼすべて取り出せるため効率がよく、大量生産に向いているのが特徴です。精製の過程で溶剤はすべて取り除かれるので、出来上がった米油には一切残らず、安全です。
詳しくはつの食品よりご確認ください

圧力と熱をかけて油分を絞る圧搾法

圧搾法は、米ぬかに圧力や熱を加えて油をしぼり出す昔ながらの製法です。じっくり時間をかけて抽出するため大量生産には向かず、全体の20〜30%ほどしか取り出せないことから、得られる量も限られています。

その分、圧搾法で作られた米油は市場に出回る量が少なく、価格も高めになりがちです。ただし、余計なものを加えずに作られるため、健康志向の人々から人気を集めています。

こめ油のいいところ

酸化しにくいから美味しさ長持ち

米油は抗酸化成分が豊富で酸化に強く、作ったお料理の美味しさを長持ちさせてくれます。

米油には、米ぬか由来の抗酸化成分であるビタミンE、トコトリエノール、ガンマ-オリザノールが豊富に含まれています。
不飽和脂肪酸の中でも酸化されやすいリノレン酸の含有量が比較的少ないため、酸化しにくい油としても優秀です。

嫌なニオイが発生しづらく、風味が長く保たれるため、作り置きやお弁当のおかずにも向いています。

お菓子・パン作りにぴったり

実は、製菓・製パン作りにも活用できるこめ油。
素材の風味を生かしてしっとりふんわり仕上がり、扱いやすく保存性も高いのが魅力です。ここでは、その特長を詳しくご紹介します。

  • クセがなく素材の風味を生かせる
    香りや味にクセがないので、バターやチョコ、フルーツなど素材の持ち味をしっかり引き立ててくれます。
  • しっとり・ふんわり仕上がる
    焼き菓子はしっとり、パンはふんわりやわらかく仕上がります。冷めても固くなりにくいのも魅力です。
  • 酸化に強く保存性が高い
    ビタミンEやトコトリエノールなど抗酸化成分が豊富で、焼き上げた後も風味が落ちにくいのが特長。作り置きやお弁当用のお菓子にも安心して使えます。
  • バターより軽く、ヘルシーに仕上がる
    動物性脂肪と比べて口当たりが軽く、油っぽさも少なめ。胃にもたれにくく、ヘルシーに楽しめます。
  • 加熱に強く、扱いやすい
    高温でも安定しているため、揚げ焼きドーナツや揚げ菓子にも安心。幅広いお菓子やパン作りに対応できます。

こめ油の選び方|展開が多い『つの食品』から紹介

私がよく購入しているのは、近所のスーパーやネットでも入手しやすい『つの食品』の米油。

私自身は製法へのこだわりよりもコスパ重視で、基本的に大容量の抽出タイプを選んでいます。

今回は、成分やパッケージのバリエーションが豊富な『つの食品』の商品を、タイプ別にピックアップしてご紹介します。

つの食品のこだわり 公式HPの情報を参考に、ポイントを整理しました

✔ 鮮度を守る仕組み
  収穫から6時間以内に加工されるから、酸化しやすい米ぬかのフレッシュさをキープ。
✔ 無駄なく使う技術力
  米ぬかの種類や季節による違いを分析し、その特性に合わせて最大限に油をとり出す技術がある。
✔ 地球と人への貢献
  油をとった後の「脱脂ぬか」も飼料や製品として活用し、廃棄ゼロを目指している。

こめ油の種類と特徴|容量・製法・機能性で選ぶ

こめ油は、先ほど説明した「圧搾法」「抽出法」の違いに加えて、
用途やライフスタイルに合わせてさまざまなタイプがあります。


紙パックタイプ
 小さく畳んで捨てやすく、環境にもやさしいタイプ。エコを意識する方に向いています。

・少量タイプ
 油の消費がゆっくりな方や、いろいろな油を使い分けたい方に便利です。

中~大容量タイプ(750g以上)
 料理頻度の高い家庭や揚げものが多い方に。
 パン・お菓子作りや業務用にも使いやすく、コスパも良好です。

『逸品こめ油』米ぬか由来の栄養素が多く含まれる
 やや高価ですが、料理の味わいを高めつつ、健康を意識する方にもおすすめです。

・『P&Bオイル 1500g製菓・製パン専用
 パンやお菓子をふんわりと美味しく仕上げたい方にぴったりです。
中身は「逸品こめ油」と同じですが、パンやお菓子作り向けの映えるラベルです。

『体にうれしいこめ油500g』機能性表示食品(Web限定)
 コレステロールや中性脂肪が気になる方健康志向のギフトを探している方におすすめです。


おすぴたりた
おすぴたりた

ちなみに、楽天では1本から購入しやすく、
amazonでは2本セットからの販売が多いです

少量タイプ│油の消費がゆっくりな方や、油を使い分けたい方に

圧搾法少量タイプ 環境にやさしい紙パック


抽出法少量タイプ 環境にやさしい紙パック


圧搾法少量タイプ 600gボトル


抽出法少量タイプ 500gボトル


中~大容量タイプ│揚げものが多い方や料理頻度の高い家庭に

おすぴたりた
おすぴたりた

つの食品の標準的な抽出法のこめ油は…
ラベルの上下に緑のラインが入っています
種類が多くて分かりにくいときは、参考にしてください

中容量タイプ 750gボトル


大容量タイプ 1000g


大容量タイプ 1500g


『逸品こめ油』―味も健康もより重視したい方

米ぬか由来の栄養成分が多い『逸品こめ油』少量500g

逸品こめ油とは?
つの食品では、独自製法によりお米のポリフェノールをより多く残す技術を確立しています。逸品こめ油は、従来品と比較して天然ポリフェノールを約6倍多く残した高品質なこめ油です。
――マイルドな風味が特長で、加熱によってほんのりと甘い香りがつきます。引用:つの食品


米ぬか由来の栄養成分が多い『逸品こめ油』紙パック600g


米ぬか由来の栄養成分が多い『逸品こめ油』1500g


『P&Bオイル 1500g』│製菓・製パン専用、ふんわり仕上げたい方に

製菓・製パン専用プレミアムこめ油『P&Bオイル』(パティスリー&ブーランジェリーオイル)
お米特有の機能性成分「γ-オリザノール」を通常のこめ油(つの食品)と比べ約7倍含んでいます。
この成分の乳化作用により、生地の気泡が細かくなり、しっとりふんわりとした口当たりに。

時間が経っても油っぽくなりにくく、ベタつきを抑えて美味しさが長持ちします。
パンやお菓子作りをワンランク上に仕上げたい方におすすめです。

パンやお菓子作り用途以外でも使えますか?
P&Bオイルは国産こめ油・逸品こめ油と同様に毎日のお料理にお役立ていただけます。クセやにおいがほとんどなく食材が本来持っている風味を活かしてくれるので、食材・調理方法を選ばず料理を美味しく仕上げてくれます。P&Bオイル自体は逸品こめ油と同じものです。パンやお菓子作りを楽しめるよう、キッチンに置いておいても映えるようなラベルにデザインしました。引用:つの食品


『体にうれしいこめ油500g』│コレステロールや中性脂肪が気になる方

【web限定】機能性表示食品『体にうれしいこめ油500g』

コレステロールや中性脂肪が気になる方、
健康を意識したギフトを探している方にぴったりなのが、『体にうれしいこめ油500g』
Web限定で購入できる機能性表示食品です。

高めの血中中性脂肪を低下させる機能や総コレステロールを低下させる機能について報告のある成分が含まれているので、毎日の食生活を整えたい方におすすめです。

「本品には高めの血中中性脂肪を低下させる機能や総コレステロールを低下させる機能について報告のある成分が含まれています。
―従来品の美味しさはそのまま、独自製法により米ぬかの天然成分をたっぷり残したこめ油 !
マイルドでクセがなく、素材の味を生かします。引用:
築野(つの)食品 Webショップ


ギフトに選びたいこめ油|健康も美味しさも贈れる!

日常の食事に取り入れやすく、健康にも配慮できるこめ油は、贈り物としても喜ばれます。
炒めものや揚げもの、パンやお菓子作りにも使えるので、相手のライフスタイルに合わせて選べるのも魅力です。

年末年始のご挨拶、粗品、引越しのご挨拶、記念日などあらゆるギフトシーンや、
母の日・父の日・敬老の日
など大切なイベント時の贈りものとしても最適です。

ギフト向けに人気のこめ油をピックアップしたので、選ぶときの参考にしてみてください。

使いやすいベーシックなこめ油セット(500g 3本入り)


昔ながらの圧搾法 こめ油セット(600g2本入り)


こちらはアマゾンからの購入はギフトパッケージになりません

こめ油4本+山椒香味油のギフトセット

こめ油500g × 4本と、味覚を引き立てる山椒香味油97gのセット。
山椒の辛味成分「サンショオール」で甘みや塩味が感じやすく、
いつもの料理がより美味しく、減塩にも役立ちます。
お中元・お歳暮・母の日・父の日など、あらゆる贈り物シーンにぴったりです。


まとめ|こめ油で毎日の料理をもっと美味しく・健康に

こめ油は、揚げものからお菓子作り、ドレッシングまで幅広く活用できる万能油。

搾法・抽出法の違いに加え、栄養素や容量、容器のタイプなど、こめ油にはさまざまな種類があります。自分のライフスタイルや用途に合ったものを選んでみてください。

まずは、スーパーやネットで手軽に入手できるものから試すのもおすすめです。

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