カレーのお供に本格的なナンはいかがですか?
実はナン作りは一次発酵だけで済むので、一般的なパンよりスピーディーに作れるのです。
フライパンで焼くので、オーブンがご家庭にない方でも作ることができます。
余ったら冷凍保存も可能ですのでぜひお試しください。
発酵を早める時短ワザも記載していますので、お急ぎの方は参考にしてみてください。
材料(長さ約20センチ×8枚)
ナン4枚だけ作りたい方はこの半量でお作り下さい。
右列カッコ内はベーカーズパーセント:粉の総重量を100%とした材料の配合率
強力粉 | 400g | (100.0%) |
砂糖 | 25g | (6.2%) |
塩 | 7g | (1.8%) |
無塩バター | 25g | (6.2%) |
ぬるま水 | 285g | (71.2%) |
インスタントドライイースト | 5.5g | (1.4%) |
【仕上げ用】無塩バター | 15g~ |
作り方
▼バターを常温に戻しておく(もしくは電子レンジで20秒~加熱して柔らかい状態にしておく)
1.バター以外の材料をすべてHBに入れ、表面がツルンとするまでよく捏ねる。乾燥に気を付けて、そのまま2倍ほどになるまで1次発酵を済ませる。
手ごねの場合
a.大きめのボールに強力粉を入れ、中心を少し窪ませる。窪ませた部分に砂糖、ドライイーストを入れ、端の離れた位置に塩、無塩バターを加える。
b.中心にぬるま水を注ぎ、ゴムベラでまわりの粉を徐々に巻き込むように混ぜていく。ひと固まりにできるほどまとまったら、生地を台の上に移動する。(きれいに拭いたテーブルでOK)
c.手首を使って生地を奥に引き伸ばす。またボール状に戻す。これを生地が滑らかになるまで繰り返す。生地を回したり、ひっくり返したり、叩きつけたりしてムラがないようにこねる。
d.生地をまとめてボールに戻し、ラップをしておよそ2倍まで1次発酵させる。
発酵を早める方法
急いでいるときは生地を湯せんをして発酵を早めることができます。
ボウルで発酵
大きめのボウル(なければ鍋かタッパーなど)に40度くらいのお湯を張り、生地を入れラップをしたボウルを浮かせます。生地の入ったボウルには絶対にお湯が入らないように注意してください。
ホームベーカリーのパンケースで発酵
ホームベーカリーの発酵機能を使わず、湯せんで行うと発酵具合がとても確認しやすいです。パンケースを水に浸すと故障の原因となりますので、どんぶりのような大きめのお皿を間にいれて、ケースが濡れないように発酵させましょう。
2.打ち粉をした台に生地をおろし、生地全体を指先で押し付けてガス抜きをする。生地を8等分にして、丸く形を整え、ラップか濡れフキンをかけて10分間休ませる。(ベンチタイム)
3.生地の半分をコロコロと手で転がし、しずく型にする。さらにめん棒を使って長さ20センチほどにのばす。(生地がべたつくなら適宜打ち粉をする)
4.中火に熱したフライパンに油をひかずに、生地を向きを変えて2枚並べ入れる。生地の表面全体を間隔をあけて指の腹で押しつけて窪ませる。(火傷に注意してください)
5.強火で30秒ほど焼いたら、フタをして中火で、3、4分ほど焼く。裏返してフタをせずさらに3、4分焼く。焼け目が足りないようならさいごに調整する。熱いうちにハケで溶かしバターを全体に塗り完成。
▶とても焦げやすいので、生地から目を離さないようにして火加減にご注意ください
できあがり
焼きたてのナンはもちもち!
焼き目はカリッと香ばしく、手が止まりません。
焼きたてで塗ったバターがじんわりと生地にしみて、リッチな味わいが口に広がります。
余ってしまったら冷凍保存がおすすめです。カレーはもちろん、スープや煮込み料理にも相性がいいですよ。
Note
フライパンで焼いている最中はなるべく目を離さないようにしてください。特に3、4枚目くらいからはフライパンがかなり温まっている状態ですので、とても焦げやすいです。
冷凍する場合
解凍は電子レンジで30秒~。冷たいところがないか確認して下さい。
トースターでももちろん大丈夫です。
使用した材料
強力粉
砂糖
大東製糖 からだにやさしいお砂糖 750g 低GI(amazonでは販売していなかったため、楽天に飛びます)
塩
こだわりたいならゲランドの塩!
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