基本の米粉マフィン|油分少なめでもしっとり食感!

【失敗しない】基本の米粉マフィン|オリゴ糖でしっとりホロッと食感!

米粉のお菓子はヘルシーでくせがなく、とてもおいしいけど、
水分やベーキングパウダーの調節を間違うと膨らみが悪くなったり、目が詰まりがち。

今回は失敗しづらい【基本の米粉マフィン】をご紹介します。

油分の全量にバターを使わず、オリーブオイルを少量使うことで、バターの風味がありながら軽い口当たりになるようにしています。

よりヘルシーにしたい場合は、オリーブオイルの比率を上げてみてください。(太白ごま油、こめ油でも代用可)逆に油分全量をバターにしてもOKです!

アレンジもしやすく、クルミやチョコチップなどを混ぜてもおいしいです。
レーズンの酸味とも相性がいいので、おすすめです。

前に、オートミール入り米粉マフィンをご紹介したので、
●より食物繊維を取り入れたいという方はこちらを参考にしてください。
(レシピはチョコ入りですが、プレーンにしてもOKです。)

米粉とオートミールのチョコ入りマフィン【栄養満点!】

●ココアバージョンはこちら

基本の米粉ココアマフィン|油分少なめでもしっとり食感

 

※製パン用米粉は小麦グルテンなどを配合したものがあります。グルテンフリーにこだわる場合には、パッケージに表示されている成分表示などを忘れずに確認しましょう。

 

 

材料(マフィン5個)

米粉 90g
ベーキングパウダー 4g
1個
オリゴ糖(はちみつでも可) 40g
無塩バター 23g
EXバージンオリーブオイル(太白ごま油、サラダ油でも可) 5g
牛乳(豆乳でも可) 30g

 

作り方

下準備
▼無塩バター、卵を常温に戻しておく。(時間がなかったらバターはレンジで20~30秒加熱)
▼マフィンカップを型に入れて用意しておく。


 

1.オーブンを190度に予熱したら、米粉とBPをボウルに入れ、ホイッパーでよく混ぜ合わせる。(振るわなくてOK)

【失敗しない】基本の米粉マフィン|オリゴ糖でしっとりホロッと食感!

2.別のボウルに卵とオリゴ糖を入れ、ホイッパーで混ぜる。

3.柔らかくしたバターを入れ、ホイッパーでよく混ぜる。

4.オリーブオイルを入れ、ホイッパーでよく混ぜる。

5.牛乳を2回に分けて入れ、ホイッパーでよく混ぜる。

ポイント少しずつ材料を加えていくのは手間ですが、しっかりと乳化させればふんわり、しっとり食感に仕上がります。

 

6.米粉、ベーキングパウダーをボウルに加え、粉気がなくなるまで混ぜ合わせる。

ポイント最後までホイッパーで混ぜてOK!
今回はメレンゲの力で膨らませたり、小麦粉(グルテン)を使うレシピではないのでホイッパーでOK!でも混ぜたら早めにオーブンへ!

 

7.マフィン型に均等に入れて、少し高い位置から型ごと落とし空気を抜く。
【失敗しない】基本の米粉マフィン|オリゴ糖でしっとりホロッと食感!

 

8.190℃に予熱したオーブンで約12、3分焼く。途中で焦げそうならアルミホイルをかぶせる。
竹串を刺して何もついてこなければ完成!
ポイント米粉はふんわりとして、少々もろい食感が特徴。
今回はマフィンの表面をしっかり焼き付け、少しだけサクッとした食感にしたいので190度に設定しています。
好みですが180度で15分ほどで焼いていただいてもOKです!

 

焼きたて or 温めて食べて!

米粉のマフィンは焼きたてが一番おいしいです。

なぜならば米粉は冷めると固くなってしまう性質があるからです。

米粉の主成分であるデンプンは、生のままだと固く、水分や熱を加えることにより柔らかくなります(アルファ化)。

しかし時間がたって冷めてしまうと、生デンプンの状態に戻ってしまうのです。(ベータ化)

炊き立てご飯が柔らかく、冷ご飯が固い状態と同じです。

このマフィンを冷めた状態で食べると固くはなりませんが、やはり少しモサモサとした、しっとり感が減った食感になってしまいます。

時間がたったものを食べる際は、ぜひトースターで数分 or 電子レンジで20秒ほど温めてください!

しっとり感が全然違います!

 

ちなみに 乳化させずに作ったら?

ここまで「順番によく混ぜて~乳化して~」だの結構うるさいこと言いましたが、

「実際、生地が乳化しきれずに焼いたらどうなんの?」と思い、作ってみました。

粉類(米粉&BP)に直接、卵、溶かしたバター、オリゴ糖、油、牛乳、、を入れてガーッとホイッパーで混ぜてみた。(お菓子作りの基本をガン無視)

出来上がりは、膨らみ良し。

味は、はい。おいしいです。普通にめちゃおいしくできました。

なんと、このレシピ、、テキトーに作ってもかなり成功率高い!!

ただ1つ気を付けることは、混ぜたらさっさと焼くこと。

これさえ守れば本当に膨らみ・風味良く出来上がります。

もちろんきちんと乳化させて焼いた方が仕上がりのレベルは上がりますが、おうちでのお菓子作りですから、手間を省いてもいいと思います。ワンボウルで作っちゃえば洗い物も減りますし!(笑)

いろいろ言いましたが、時間がある時は順序通りやって、

時間がないときはワンボウルでガーッでいいと思います。

本当に失敗しづらく、やさしい甘みがおいしいマフィンですので、ぜひ作ってみてくださいね。

 

 

 

今回使用した材料

米粉はこちらを使用しました。お菓子作りにもパン作りにも使っています。

 

ベーキングパウダーはこちらを使用しました。ほかのメーカーのものも使うのですが、ベーキングパウダーは古くなると膨らみも悪くなるので、最近は小さじ1(4g)で小分けされている分包タイプのこちらをその都度開けて使い切っています。

 

●オリゴ糖はこちらを使用しました。ヨーグルトにかけたり、パンにかけたり、お菓子作りもこれを使っています。

 

●エキストラバージンオリーブオイルはこちらを使用しました。バターと併用して使うとほとんど風味はなくなります。オリーブオイルが好きな方は全量使ってもOK!

コメント

タイトルとURLをコピーしました